玉江浦イカ釣船団
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 玉江浦には現在、「順風丸」「龍王丸」「七神丸」「一乗丸」「神勢丸」「大和丸」「惠亮丸」「潮音丸」の八隻のイカ釣漁船が在籍しています。これらの船は、沖合い20マイル以遠を漁場とし、主に「スルメイカ」「剣先イカ」を対象とした漁を通年行っています。
 現在、日本各地でブランドイカが名乗りをあげており、近隣の須佐地区では「男命(みこと)イカ」(剣先イカ)が有名です。玉江浦では漁業者が直接製品を製造することにこだわり、船上で行う生鮮加工による商品開発はできないものかと、試行錯誤を繰り返しておりました。
いか沖漬け
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 そこで目をつけたのがイカの沖漬けです。

 イカの沖漬けとは、沖合いで海からあがったばかりのイカを生きたまま漬け醤油へ漬け込んだものです。古くから、地元の漁師が自家用に作っていましたが、流通面や漁獲高の安定などの問題があり、一般には流通していませんでした。

 玉江浦のイカ漁師が船団を組むことにより、漁獲高の安定をはかり、また流通業の協力を得たことで、一般販売に至ることとなりました。
 地元・萩の醤油にこだわった、他とはちょっと違う玉江浦のイカの沖漬けを是非お試しください。

 商品に関するお問い合わせは、山口県漁業協同組合玉江浦支店、0838-25-1493 まで。

いか沖漬けは冷凍状態でお届けします。半解凍状態で食べやすい大きさに切ってお召上りください。
写真の日本酒は、萩の地酒「長陽福娘」の新作「西都の雫」(純米・生貯蔵)です。

いか沖漬けを使った一品
いか沖漬けスパゲティ
材料 (4人前)
・いか沖漬け(小) 3杯
・スパゲティ 300g
・オリーブ油、ニンニク、唐辛子 適量
・パセリ、柚子の皮 適量
・塩、こしょう

作り方
(1) イカの沖漬けを冷凍のまま薄めにスライス
(2) フライパンでオリーブ油、ニンニク、唐辛子を加熱し香りを立たせる
(3) (2)のフライパンでイカの沖漬けを炒め、ゆでたスパゲティと合せる
(4) 塩、こしょうで味を調える (イカに味がついているので控えめに)
(5) お好みよにり、パセリ、柚子の皮をトッピング

山口県漁業協同組合玉江浦支店
山口県萩市大字山田5153番地
TEL 0838-25-1493/ FAX 0838-25-1956
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